天然食べられるキノコ

食べられるキノコを集めてみました。

食用キノコと毒キノコの確実に判断できないものは、絶対に
採らない・食べない・売らない・人にあげない!

厚生労働省発表の毒キノコによる被害表(平成27年〜令和6年)(pdf)
日本には5000種ほどのキノコが生息。食用キノコは約100種類程度。
地方によりキノコの呼び方にかなりの方言がある。
食用キノコと毒キノコ(不明なもの)とは、同じ容器に入れない。
(胞子が出て、混ざる可能性あり)
採取したキノコは、ビニール袋には入れない。(とけてしまいます)
私有地の山には無断で入らないこと。
キノコは生食しないでください。
野生のキノコにはほぼ確実に虫がいます。

アミタケ(網茸)

初秋に、クロマツ林やアカマツ林などの地上に生える。茹でると紫色に変化。
イグチの仲間で、カサはオレンジ色~クリーム色、ヌメリがある。カサの裏側はヒダではなく、網の目状の管孔。
茹でて、大根おろし・生姜ー麺つゆや醤油で。

クロカワ

アカマツ林の地上に生える。独特の苦みと旨みがあり、傘は黒色で裏が白く、傷をつけると赤紫色に変色する。
生姜醤油焼きや味噌和えなどが一般的な食べ方で、酒の肴に最適です。
地方名:ナベタケ、老茸(ろうじ)等

香茸(こうたけ)

強い香りと独特の風味を持つ天然キノコで、まつたけよりも高根で取引されることも。
針葉樹と広葉樹が混生する林の地上に生える。
生の状態では香りはほとんどしない。乾燥させて、天ぷら、炊き込みご飯、バター炒めなど。
地方名:シシタケ、オジシ、革茸(かわたけ)等

なめこ

秋から初冬にかけて腐生性のきのこでブナ・ナラなどの枯れ木や倒木に生える。
栽培なめこに比べてぬめり、香りの強さ、コリコリとした歯ごたえが特徴。傘が開いた「ひらき」と呼ばれる状態のものが人気がある。

箒茸(ほうきたけ)

秋に林内の地上に発生。食感は鶏のささ身に似ており、風味や味はホンシメジに匹敵するとも言われる。
さっと茹でてわさび醤油で食べると絶品。
近似種のキホウキタケ、ハナホウキタケは毒キノコのため間違えるとやばい。
地方名:ネズミアシ、ネズミタケ等

舞茸(まいたけ)

主に秋(8月下旬~10月中旬)にミズナラなどの広葉樹の根元に生える。特有の香りとサクサクとした食感が楽しめる。

ムキタケ

10月〜11月、広葉樹の枯れ木に多数重なって発生する。傘の色は黄土色で緑や紫色を帯びることがある。
味や香りにくせのないきのこで鍋物に最適。
地方名:ノドヤキ等(するんと飲み込んでしまうため、のどが焼ける)
ツキヨタケと間違うケースが多く、最多の食中毒者を出している。

やばいキノコ
ドクツルタケ、シロタマゴテングタケ,タマゴテングタケ(死亡の可能性あり)