北海道百名山を集めました。〈た・な行19山〉
北海道百名山は山と溪谷社が2003年「新版 北海道百名山」で選定されている北海道の名山です。また北海道新聞社による「北海道の百名山」もあり、「新版 北海道百名山」と82座が重複しています。
五十音別に掲載。
北海道での登山の注意事項（北海道森林管理局HP抜粋）
1.夏でも北海道の山は寒い
北海道は、春の訪れが遅く、秋の訪れが早い。大雪山系では、9月中旬には初冠雪の便りを聞くこともあり、道内の2,000メートルの山々は、本州の3,000メートル級以上の山の気象条件に匹敵します。防寒対策は十分すぎるくらいに用意してください。
2.北海道の山小屋は無人がほとんど
北海道内のほとんどの山小屋には、管理人が常駐しておらず、食事や寝具の提供もありませんし、ほとんどがストーブなどもない避難小屋程度の設備しかありませんので「荒天時に避難するため、テントよりはいくらかましで風雨がしのげる程度の小屋」という認識で利用してください。
また、ハイシーズンになると山小屋が満杯になり到着が遅くなると山小屋に入れない可能性もあります。シュラフのほかにテントも持参することも必要です。
3.北海道の山は登山客が少ない
北海道は広く、登山の対象となる山も多いので、人気のある山域以外では、他の登山者とまったく会わないことも珍しくありません。
ケガや事故が起こった場合、他の登山客に救助を求めることが難しい場合がありますので、万が一に備え自力で適切な応急処置や救助要請ができるよう最低限の知識と技術・装備等を持つようお願いします。
4.日帰り登山にも注意
日帰り登山であっても、天候が急変した場合など予定通りに下山できず、避難小屋のない場所で、ビバークしなければならない状況も想定されますので、万が一に備え非常食やツエルト等の緊急用品を携行するようお願いします。
5.その他（ヒグマ対策はしっかりと）
ヒグマが生息している環境は、自然が豊かに存在するという北海道内山岳地帯の魅力の一つですが、反面ヒグマによる被害も心配されます。
一度、残飯等を食べたヒグマは、残飯等に執着し、登山者につきまとうなどの行動をとる恐れがあります。そのため、山中では絶対に残飯等を放置せず、必ず持ち帰るようお願いいたします。
また、ヒグマに出会わないよう熊よけのスズ等を携行する、ヒグマに出会った場合の熊スプレーを持参するなどの十分な自衛策をお願いします。 |
〈た〉 〈ち〉 〈つ〉 〈て〉 〈と〉 〈に〉
| 大雪山〈たいせつざん〉（旭岳） |
大雪山という山の名前はなく、火山群の名称。しばしば大雪山系などと呼ばれる。
その中で一番高い山が、2290.9mの旭岳である。 |
標高
| 2290.9m
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備考
| 日本百名山、新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山、一等三角点百名山。北海道最高峰
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| 大千軒岳〈だいせんげんだけ〉 |
松前郡松前町と松前郡上ノ国町との境にある山である。
登山コースは、知内川コース(東側)、新道コース(西側)、旧道コース(西側)がある。 |
標高
| 1071.6m
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備考
| 日本三百名山、花の百名山
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| 樽前山〈たるまえさん〉 |
支笏湖の南側、苫小牧市に位置する活火山。。支笏洞爺国立公園に属する。風不死岳、恵庭岳とともに支笏三山の一つに数えられる。
登山ルートで一般的なのは樽前山7合目登山口の駐車場から登るルートである。子供でも1時間程度で外輪山にたどり着けるため、地元小学校の定番の遠足地になっている。
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標高
| 1041m
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備考
| 日本二百名山、花の百名山、一等三角点（点名「樽前岳」）1,022m、三等三角点（点名「樽前山」） |
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| 忠別岳〈ちゅうべつだけ〉 |
上川郡美瑛町と上川郡上川町にまたがる第四紀火山である。大雪山国立公園に属する。
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標高
| 1962.8m
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備考
| 二等三角点（点名「忠別岳」）
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| チロロ岳〈ちろろだけ〉 |
沙流郡日高町にある。登り約8時間30分。ペンケヌーシ川曲がり沢、二ノ沢コース。２つの沢沿いの踏み跡をトレースする日高らしいコースです。上級者向。登山には日高北部森林管理署で入林届の提出が必要。
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標高
| 1879.9m
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| 剣山〈つるぎやま〉 |
上川郡清水町と河西郡芽室町の境にある。日高山脈。登山道あり。
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標高
| 1205.1m
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| 手稲山〈ていねやま〉 |
札幌市の手稲区と西区に跨る山。登山道は、「滝ノ沢コース」、「北尾根コース」、「平和ノ滝コース」の3つのコースがある。
※1972年札幌冬期オリンピックのアルペンスキー、ボブスレーなどの会場に。
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標高
| 1023.7m
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| 天塩岳〈てしおだけ〉 |
士別市と紋別郡滝上町にまたがる山。登山道は、士別市側に3本と、滝上町側に1本あるが、メインは士別市の天塩岳ヒュッテからのコース。
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標高
| 1557.6m
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備考
| 日本二百名山、一等三角点百名山 |
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| 天狗山〈てんぐやま〉 |
札幌市南区にある山。地形図には天狗山と記されているが、同名の山があちこちにあるので、定山溪天狗岳、略して定天と呼ばれることが多い。
2つの登山道のうち、東尾根コースは廃道と化している。西の熊ノ沢コースは健在だが、急な岩壁を登る箇所もあるので、落石や滑落の危険が伴う。
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標高
| 1144.6m
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| 十勝岳〈とかちだけ〉 |
上川郡美瑛町、上川郡新得町、空知郡上富良野町にまたがる活火山。大雪山国立公園内の十勝岳連峰（十勝火山群）の主峰である。
登山道は、望岳台コース、三段山コース、上ホロカメットク山コースがある。
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標高
| 2077m
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備考
| 日本百名山、花の百名山
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| 十勝幌尻岳〈とかちほろしりだけ〉 |
帯広市と河西郡中札内村とにまたがる山である。日高山脈襟裳国定公園に属する。
登山道は、オビリネップ川に沿った林道から開かれている。
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標高
| 1846m
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備考
| 二等三角点（点名「幌後岳」）
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| 徳舜瞥山〈とくしゅんべつやま〉 |
伊達市にある火山である。すぐ隣のホロホロ山と双耳峰を成している。
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標高
| 1309m
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備考
| 北海道百名山
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| トムラウシ山〈とむらうしやま〉 |
上川郡美瑛町と上川郡新得町の境にそびえる大雪山系南部の山。
登山ルートは、新得町・トムラウシ温泉からのもの、東川町・天人峡温泉からのもの、白雲岳・忠別岳を経てくる縦走路などがあるが、最短ルートであるトムラウシ温泉短縮登山口からでも山頂まで往復8時間半ほどかかり、山小屋なども少ない。
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標高
| 2141.2m
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備考
| 日本百名山、一等三角点百名山
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〈た〉 〈ち〉 〈つ〉 〈て〉 〈と〉 〈に〉
| 西別岳〈にしべつだけ〉 |
川上郡標茶町にある。
西別岳山頂では摩周岳、摩周湖、雄阿寒岳や雌阿寒岳、知床の山々や、国後島までをも遠望できます。
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標高
| 799.8m
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| ニセイカウシュッペ山〈にせいかうしゅっぺやま〉 |
上川郡上川町にある火山である。
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標高
| 1883m
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備考
| 日本三百名山
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| ニセコアンヌプリ〈にせこあんぬぷり〉 |
虻田郡ニセコ町と虻田郡倶知安町にまたがる。ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある火山である。山頂にあるコンクリート上に「ニセコ観測所跡」石碑がある。
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標高
| 1308m
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備考
| 日本三百名山
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| ニペソツ山〈にぺそつやま〉 |
上川郡新得町と河東郡上士幌町の境にある。
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標高
| 2012.7m
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備考
| 日本二百名山 |
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